第32回量子情報関東Student Chapter
日時・概要
今回は横浜国立大学にて量子コンピュータ・量子インターネットについての研究を行っている小坂研究室・堀切研究室にて研究会を開催します。
実験室見学も実施するので奮ってご参加ください。
- 日時:
開催日時:2022年 10月21日(金) @横浜国立大学 総合研究棟W棟202号室
- アクセス:
横浜国立大学のアクセスをご覧ください。
- 主催:
- 量子情報関東StudentChapter運営委員会
写真
スケジュール
12:30-12:50 受付開始
12:50-13:00 開会・連絡事項
13:00-14:00 Talk1 : 堀切智之先生 (横浜国立大学 物理工学EP 准教授), Title : 量子インターネットへ向けた量子中継の研究
14:00-14:15 休憩
14:15-15:15 Talk2 : 黒川穂高先生 (横浜国立大学 先端科学高等研究院 特任助教), Title : 大規模量子コンピュータ実現に向けた量子インターフェースの開発
15:15-15:30 休憩と会場入れ替え(ポスター)
15:30-16:15 実験室見学前半, ポスター会場入場可能
16:15-17:00 実験室見学後半, ポスター会場入場可能
~17:30 ポスター随時
18:00頃~懇親会
参加登録
参加登録はこちらから
参加費:無料。(会場までの交通費、懇親会費はご自身でご負担ください)
講演
- タイトル:「量子インターネットへ向けた量子中継の研究」
講師:堀切 智之 (横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授)概要:量子インターネットは、量子状態(量子ビット)伝送能力をもつグローバルネットワークである。この実装によりリモートサイト間での量子鍵配送やブラインド量子計算などが可能になる。本講演では、量子インターネット構築に必須の量子中継技術研究について、特に通信波長量子もつれ光源、多重化量子メモリ、およびそれらをつなぐ技術開発と統合実験についてお話する。
- タイトル:「大規模量子コンピュータ実現に向けた量子インターフェースの開発」
講師:黒川 穂高 (横浜国立大学 先端科学高等研究院 小坂研究室 特任助教)
概要:現在、数十万物理量子ビットを統合した誤り耐性型量子コンピュータの実現を目指し研究開発が盛んに進められている。しかし希釈冷凍機中に導入できる配線数やチップサイズの制約を考慮すると、システムの大規模化には希釈冷凍機内部のチップ間、更には希釈冷凍機間の量子通信技術の確立が要求される。中でも室温部を経由した希釈冷凍機間の接続には熱雑音のために光による通信が不可欠となる。本講演では、量子ビットの操作に用いられるマイクロ波と通信用の光とを媒介する量子インターフェースの研究動向と本研究室での取り組みを基礎的な部分を中心に紹介する。
ポスターセッション
ポスター発表者を募集しております。未完成の研究や、アイデア段階の研究なども大歓迎です!一緒に議論しましょう!
上記参加登録フォームからタイトルなどのご記入もお願いします。
お気軽にご参加ください!
懇親会
ポスターセッションの後、和田町駅付近で懇親会を開催予定です。
世話人・運営委員
運営委員を絶賛募集中です!興味のある方は研究会にて運営委員にお尋ねください。
世話人
- 白井 菖太郎 (東京大学 野口研究室 D2)
- 末永 晃理 (早稲田大学 青木研究室 D1)
- 田宮志郎 (東京大学 小芦研究室 D2)
- Raustin Reyes (横浜国立大学 小坂研究室 D1)
- 渡辺 幹成 (横浜国立大学 小坂研究室 M2)