第23回関東量子情報Student Chapter研究会
日時・概要
今回はNVセンターを扱っている小坂・堀切研究室と、光コムを扱っている洪研究室に講演と研究室見学をさせていただく予定です。
- 日時:
2015年12月4日@横浜国立大学 総合研究棟W棟2階会議室
- アクセス:
横浜国立大学のアクセス案内をご覧ください。
- 開催告知ポスター
- 主催:
量子情報関東StudentChapter運営委員会 (代表 新保 厚 東京大学)
写真
スケジュール
12:40 - 13:10 : 受付(総合研究棟W棟2階会議室)
13:15 - 13:20 : 開会挨拶・案内
13:20 - 14:20 : 講演1『光コムと周波数安定化レーザー』
講師:洪 鋒雷 先生(横浜国立大学 大学院工学研究院 教授)
14:20 - 14:40 : 休憩
14:40 - 15:40 : 講演2『さまざまに形を変える量子 〜量子メディア変換〜』
講師:小坂 英男 先生(横浜国立大学 大学院工学研究院 教授)
15:40 - 16:00 : 休憩
16:00 - 18:30 : 実験室見学・ポスターセッション
18:30 : 閉会・片付け
19:30 - 21:30 : 懇親会
参加登録
参加費:特にありません。また、会場までの交通費、懇親会費はご自身でご負担ください)
(※遠方から参加くださる方への旅費補助は今回は行わない予定です。)
お茶菓子代金として100円程度集めさせていただく可能性があります。ご了承ください。
参加登録はこちら。参加登録は締め切りました。
講演
- 講演1:光コムと周波数安定化レーザー
- 講師:洪 鋒雷 先生(横浜国立大学 大学院工学研究院 教授)
- 講演概要: 1999年に超短パルスレーザーによる光周波数コムが誕生して以来、周波数安定 化レーザーに関する研究が大きく進んだ。これらの技術が計測標準の分野に大きく 貢献し、時間標準(光時計)及び長さ標準(波長標準)として光周波数標準の研究が 大きく花を咲かせている。また、周波数安定化レーザーは原子冷却や量子光学など の研究に欠かせない実験道具である。一方光コムの研究は、デュアルコム分光 やアストロコムなど新たな研究分野を創出している。
- 講演2:さまざまに形を変える量子 〜量子メディア変換〜
- 講師:小坂 英男 先生(横浜国立大学 大学院工学研究院 教授)
- 講演概要: 量子は光子、電子、核子など様々な形態(量子メディア)をとります。量子メディアの 量子状態を他の量子メディアに変換する量子メディア変換の技術が、近年急激に発展 しつつあります。量子テレポーテーションを原理とするこの技術は、電磁波に代表される “場”と原子に代表される“物”の間の量子もつれを利用します。量子メディア変換は、 安全な通信を常に確約する量子通信の中継、膨大な計算を瞬時に実行する量子計算の インターフェースなど、量子情報技術を支える基本技術です。具体的には、ダイヤモンドの 窒素空孔中心(NV中心)に付随する電子スピン、核スピンの縮退した二準位を論理量子とし、 その光波およびマイクロ波による幾何学的量子操作と量子メモリー操作の実験についてご紹介します。
実験室見学
今回は横浜国立大学の洪研究室および小坂・堀切研究室のご厚意により実験室を見学させていただきます。
ただし、希望者多数の場合には参加人数を制限させていただく可能性があります。
その際は先着順で決めさせていただきますので、ご了承ください。
ポスター発表
参加者にポスター発表を募集します。
成果発表はもちろん、研究途中のものも歓迎いたします。
A0ポスターを縦で貼れるポスターボードを用意する予定です。
懇親会
未定。横浜駅付近で一人あたり3000円程度の飲み放題を予定しています。
世話人・運営委員
世話人
- 幸村 雄介(小坂・堀切研 M1)
- 関口 雄平(小坂・堀切研 M1)
運営委員
- 川上 駿 (東京大学 小芦研 D2)
- 宮崎 慈生 (東京大学 村尾研究室 D2)
- 不破 麻里亜 (東京大学 古澤研究室 D2)
- 新保 厚 (東京大学 村尾研究室 D1)
- 川久保 龍一郎 (慶応義塾大学 古池研究室 D1)
- 設楽 智洋 (東京大学 上田研究室 D1)
- 河野 信吾 (東京大学 中村・宇佐見研究室 M2)
運営委員を絶賛募集中です。興味のある方は研究会にて運営委員にお尋ねください。